2021年7月30日金曜日

「大切なものは目には見えない」 2年 佐藤文太


 

「大切なものは目には見えない」

商学部商学科 2年 佐藤文太(仙台育英学園高校)


こんにちは。

今回部員ブログを担当させていただきます。

商学部商学科2年の佐藤文太です。


まず初めに、新型コロナウイルスに対し、最前線でご尽力されている医療従事者の方々、リーグ戦開催にご尽力くださっている沢山の方々に深く感謝申し上げます。


明治大学体育会サッカー部の伝統やメンタリティ、マインドなどは歴代の素晴らしい先輩方がブログでたくさん書いてくださっているので、今回は少し違う話をブログで書いてみたいと思います。


タイトルを見て気付いた方もいると思いますが、この言葉は星の王子さま(サン=テグジュペリ作)に出てくる言葉です。この話は(ネタバレにならないよう簡潔に話しますが…)操縦士の「ぼく」が飛行機の故障でサハラ砂漠に不時着します。翌日目を覚まし、ひとりの少年に出会い、話をきくうちに、少年がよその惑星からやってきた王子さまであることを知ります。王子さまが渡り歩いてきた惑星での話を通じて、読者は考えさせられていく、そんな話です。この物語には、私のこれからの競技生活や人生において多くのヒントが隠されていました。


物語で王子さまは「大切なものは目には見えない」と教えられていました。家族への愛情、誰かの役に立ちたいということ、自分の夢。大切にしているものは目には見えません。目には見えないからこそ、だんだんと見落としがちになって、大切なものを忘れてしまいます。そして、目の前の結果が目的であったかのように感じてしまう時があります。一生懸命に毎日を追求しているからこそ、このような本末転倒なことが私の身にはよく起こります。


行動の裏には必ずその人の想いがあります。みんなが目に見える行動にはその想いを表現してくれているということです。ありがたいことに、それは私の身近にも多くあります。寮生活を通して成長をしてほしいと考え、指導してくださる先輩方、選手たちの夢を後押しする為に、朝6時にグラウンドに来てくれるスタッフの方々、困っている時にいつも助けてくれる同期、その行動の裏にはその想いがつまっています。


見えていることの裏側にある想いに気付いてそれに感謝の気持ちを持ち、自分自身も想いを表現することで自分の中にある大切なものを大事に育むことができるのではないでしょうか。


サッカー部のスローガンにも目には見えない大切なものが多くあります。


・礼節を重んじる

・思いやりと謙虚さを持つ

・フォー・ザ・チーム

・考える力

・感謝の気持ち


スローガンの多くが目には見えない大切なもの、大切なマインドであると思います。日々自分が目の前の結果だけに左右されずこのスローガンの下、まずは明治大学体育会サッカー部の部員として誇れる姿を目指したいと思います。


読書感想文のようなブログになってしまいましたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。正直、私の文章力ではこの物語の魅力の1/100も伝わらないと思うので是非手に取って読んでいただきたいと思っております。


次の2年の部員ブログ担当は太田龍之介です。大学サッカー1のサッカーセンスとギャグセンスの持ち主です。素晴らしい部員ブログを書いてくれると思います。次回の部員ブログも是非ご覧ください!


【過去のブログ】

「気づき」 1年 佐藤文太



2021年7月26日月曜日

「明治大学体育会サッカー部3年生とは」3年 徳永敦優



「明治大学体育会サッカー部3年生とは」

商学部 3年 徳永敦優 (ルーテル学院高等学校)


こんにちは。

今回部員ブログを担当させていただきます。

商学部商学科3年の徳永敦優です。


初めに、新型コロナウイルスの感染予防にご尽力いただいてる方々、日頃より明治大学体育会サッカー部を支えてくださっている方々に深く御礼申し上げます。


早いもので明治大学体育会サッカー部に入部して2年半が経たった。

今年はもう3年生であり、上級生となった。今までのように先輩方が引いたレールに乗って進んでいるだけではいけない存在である。

その中で自分自身「明治大学体育会サッカー部3年生とは」という事を考えるようになった。


3年生になり一番変化するものは責任を負う存在になる事である。


下級生の頃は「自分が試合にでる」「自分が活躍する」という気持ちでやっていた。その気持ちを持ってプレーすることはいつになっても大切なことだが、3年生になって責任が加わることによって「ピッチ内外で影響を与えているのか」「明治を120%体現できているのか」という自分だけではなく、この環境を取り巻く全ての人の期待に応えられるような責任感を持たなければならないと感じるようになった。


それはもうサッカー部に入部して3年目であり、過去の先輩方が作り上げてきたものを全て感じ取らなければならない学年だからである。



もう一つ3年生には大きな使命がある。

それは「4年生をどれだけ支えられるか」である。

4年生は大学サッカーラストシーズン。それぞれの想いを表現し、悔いの残らないように全力で取り組み、チームがどの道に進むべきなのかを必死に考え、舵取りをしている。そこで3年生が下級生を引っ張って全員が矢印を揃えて4年生が示した道に進んでいけるようにするのが3年生の使命である。


自分はまだ過去の先輩方が示してきてくださったような3年生の存在にはなれていない。今年掲げたリーグ戦三連覇という目標を達成するため、4年生と喜びを分かち合うためにも「3年生変わったな!」「徳永変わったな!!」と思われるように努力していきたい。


拙い文章でしたが最後まで読んで頂きありがとうございます。今週から後期リーグ戦が開幕します。優勝を目指して頑張りますので今後とも明治大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願いします。



次の3年生の部員ブログ担当は、マネージャーの神宮司光汰です。

3年生唯一のマネージャーです。

いつも選手のことを第一に考えてくれて、自分によく勉強も教えてくれるとても優しく選手想いなマネージャーです。

素晴らしい部員ブログを書いてくれることでしょう。次回の部員ブログもご覧下さい。


【過去のブログ】

「当たり前」 1年 徳永敦優

「チャンスの神様は前髪しかない」2年 徳永敦優

2021年7月23日金曜日

「スポーツの持つ力」4年杉浦文哉




「スポーツの持つ力」

政治経済学部政治学科 4年 杉浦文哉(名古屋グランパスU-18)



こんにちは。


今回、部員ブログを担当させて頂く、政治経済学部政治学科4年杉浦文哉です。


このコロナ禍の中、日頃から明治大学体育会サッカー部へご声援、ご支援を下さり本当にありがとうございます。





とうとう部員ブログを担当する事も最後となり、卒業、そして次のステージへ進む時が刻一刻と迫っています。


自分の22年間を振り返って見るとサッカー抜きでは語れない人生を歩んできたなと思います。




サッカーを通して様々な事を学び、多くの喜怒哀楽を経験し、たくさんの仲間たちと出会いました。




サッカーだけではなくスポーツの持つ力を、このコロナ禍での生活になり、より考えるようになりました。


今まで当たり前のように練習や練習試合をして、公式戦という真剣勝負の場で戦っていたものが、できなくなる。


そんな日常を強いられて改めて自分達がスポーツをする意味や意義を考える機会が多くなりました。


自分がサッカーをしてきたのはなぜなのか。多くの仲間が高校でサッカーを離れる中、大学というカテゴリーまで続けているのはなぜなのか。


その理由は小さい頃からサッカーが大好きで、もっと上を目指したい、世界で戦いたいという気持ちはもちろんあります。


しかし、大学に入り、活動の主体を学生が担い、サッカーだけでなくチーム運営、寮生活などを行う中で自分の中の価値観は大きく変わりました。



ピッチに立って戦っているのは11人だけではなく、サブ、メンバーに入れずサポートしてくれる人、補助学、運営をする人、それぞれがそれぞれの立場で共に戦っています。


今まで周りの人に感謝の気持ちを持ってプレーをしなさい、と耳にタコができるほど言われてきました。


しかし、それを本当の意味で理解して、それを体現できてはいなかったんだとこの4年間で気付かされました。


明治に入り経験した事が自分の価値観を変え、サッカーをする本当の意味を教えてくれました。



自分がサッカーをしているのは自分の為だけではない。携わっているあらゆる人の為にプレーをするんだと気付かされました。


ありきたりな事ですが、これを自然体でできるような人間は大事な時に人に信頼され、力を発揮できると自分は感じます。


そして、その姿に人々は心を動かされ、勇気や活力を得る。それこそがスポーツの持つ力なのだと思います。




今、日本では東京オリンピックが開催されようとしています。コロナウイルスの感染状況の悪化によって、無観客での開催を余儀なくされ、開催すら疑問視する声も上がっています。


しかし、この情勢の中だからこそスポーツによって生み出される価値があると私は思います。



今度はこのスポーツの持つ力を私が発信できるよう残りの学生生活を頑張っていきたいと思います。



次の4年の部員ブログを担当するのは主務を務める内田将太です。ピッチ内外でチームの為に汗を流し存在感を見せている明治に欠かせない存在です。そんな彼の部員ブログに期待してください!




拙い文章でしたが、最後までお読み頂きありがとうございました。 

【過去のブログ】

「一隅を上げることは三隅を上げる」 1年 杉浦 文哉

「セルフマネジメント」 2年 杉浦文哉

「繋翔」3年 杉浦文哉


2021年7月20日火曜日

「継続」 1年 熊取谷一星

 


「継続」

政治経済学部政治学科 1年 熊取谷一星 (浜松開誠館高校)


こんにちは。

今回部員ブログを担当させていただきます。

政治経済学部政治学科1年の熊取谷一星です。



まず初めに、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、最前線でご尽力されている医療従事者の方々、また関東大学サッカーリーグ戦を開催するにあたり、ご尽力をして頂いている学連の皆様、関係者の皆様に感謝申し上げます。



私は今、継続することに一番拘っている。世の中には、様々な本があったり、インターネットで簡単に調べることができたりと自分が欲しい情報は簡単に手に入る。よって、比較的簡単に自分が思い描く姿になることもできるはず。しかし、自分のなりたい姿に簡単にはなれないのが現実である。なぜなのか。


正解はたくさんあると思うが、私は「継続」であると思う。


なりたい姿になるために、何が大事か、どうすればよいか、大抵のことは知ってる、教えられてきた。知らなくても探し、学んだり、調べたりすれば分かる。けれども、その答えを自分で体験したことがない故に、自分の損得でしか物事を考えていない考え方であると結果、自分に都合のいい言い訳をつけて行動しない、妥協する。結局は何もしないため、何気なく中途半端に日常を過ごす。


だからこそ、自分には大事にしている言葉がある。それは、


中途半端にやるならやらない方がいい。

やると決めたら継続してやる。



例えば、中・高6年間書いてきたサッカーノートは、分量は少なくなったが今も続けたり、高校の時にあった信号は点滅したら渡らないというルールを今でも守ったりしている。他にも小さなことではあるが、継続していることは多い。


日記は自分と向き合うために、必要であると思う。信号に関しては、そこまで深くは考えていない。大事なところで運が回ってくればいいなぐらいにしか思っていない。それ以外のことでも、別に続けなくてもいいことはたくさんある。しかし、それ一つできない人間が結果を出したいとか口にしてはいけないなとは思う。それが当たり前の基準を上げるということでもあるのかもしれない。


現状、まだまだプレーの力強さが足りない。それは人間としての力強さでもあると思う。もっと主体的に高いレベルの継続を目指していく必要がある。

そして、明治大学体育会サッカー部という看板はもちろんのこと、母校も背負っている。看板の内側には、沢山の念いも背負っている。そのことを忘れず、日々過ごしていきたいと思う。



次の1年の部員ブログ担当は木内達也です。

豊富な運動量で縦横無尽にピッチを駆け回り、チームを助け、勝利に導いてくれます。普段はマイペースで優しい彼の部員ブログを是非ご期待下さい!



拙い文章でしたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。これからも明治大学体育会サッカー部のご支援、ご声援のほどよろしくお願い致します。



2021年7月16日金曜日

「信念」 2年 阿部稜汰

 



「信念」

政治経済学部政治学科 2年 阿部稜汰(日章学園高校)



こんにちは。
今回、部員ブログを担当させていただきます。
政治経済学部2年の阿部稜汰です。

まず初めに、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、最前線で対処されている医療従事者の方々、リーグ戦等の開催にご尽力いただいている関係者の皆様に心より深く感謝申し上げます。

「信念」とは、
「正しいと信じる自分の考え」のことです。

先日、長友佑都選手が体育会サッカー部を訪れ、たくさんのお話をしていただいた中で、「信念」という言葉が出ました。それは、「自分の掲げている目標に対して失敗した時にどのように立ち直り、次に向かうのか。」という質問に対する答えの中に出てきた言葉であり、「自分の掲げている目標に対して本気で信念を持って取り組めているか。目標の為に。と口では言うが、そこに信念があるのか。」というお話でした。それを自分に置き換えた時、私に「信念」はありませんでした。

入部して2年目に入り、同期の選手がどんどん公式戦で活躍している中、今の自分の現状と向き合い、本気で日々取り組んでいるか、日々成長できているか。口では試合に出たいと言うものの、そこに「信念」はなく、ピッチ上では何も表現できていません。その結果が今の現状だと感じます。

少し前に小学校の頃の恩師の方から電話をいただきました。

「最近調子どうだ?試合に出れそうか?」
という中々結果の出ない自分に対する心配の電話でした。
その時、私は、
「すみません」「頑張ります」という言葉しか言えませんでした。
その自分の口にした言葉が凄く薄っぺらく感じました。
本当にそう思っているのか。
頑張ろうと思っているのか。
自分ながら「信念」をまったく感じませんでした。
自分が惨めで、とても情けなく思いました。
それと同時に、
「必ず結果で恩返ししたい」と改めて強く念いました。
その念いは口だけではなく、その目標に対して「信念」を持って取り組まなければなりません。
今の自分の現状を深く理解し、課題を一つ一つ克服し大きく成長する必要があります。
目標に向かって今日は何ができたのか。
今日の反省を活かして明日は何をするのか。
何をしなければならないのか。
常に考え、平等に与えられた時間を無駄にせず自分の成長のために行動したい。

また、私の一番の課題である表現する力。
まずはそこから改善し、自分の「信念」を表現し、見ている人達に勇気や活力を与えられるような選手になり、結果という形で、これまでお世話になった方々や日頃から支えていただいている方々に恩返しができるように、
これから「信念」を持って本気で取り組んでいきたいと思います。

拙い文章でしたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。これからも明治大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願いします。

次回の2年の部員ブログ担当者は佐藤文太です。

問題児兼革命児であり、誰よりもストイックに努力しています。明治のアインシュタイン稲田は素晴らしいブログを書いてくれると思うので楽しみにしていて下さい。


【過去のブログ】



2021年7月13日火曜日

「学生らしく実直に」3年 白圡大貴

 




「学生らしく実直に」

商学部3年 白圡大貴(浦和レッズユース)



こんばんは。

今回、部員ブログを担当させていただきます。

商学部商学科3年の白圡大貴です。


まず初めに、新型コロナウイルス感染症拡大に際して、今も最前線で戦ってくださっている医療従事者の方々、並びに、関東大学サッカーリーグ戦をはじめとする大会の運営にご尽力いただいております関東大学サッカー連盟、学連の皆様に感謝申し上げます。


私は明治大学体育会サッカー部に入り3年目になりました。私自身、3年生になった今もトップチームの公式戦に出場することが出来ず、まだ試合に絡めていないのが現状でとても悔しい想いをしています。

私は昨年の部員ブログで、「自分らしく全力で」というタイトルで比較するべき選手は他人ではなく自分自身であり、今出せる全力を出せない者にチャンスを待つ資格はないと書かせていただきました。今の自分は果たしてどうなのか。ブログに書いただけで口だけにならず本当に毎日継続できていたのか。これまでの自分の取り組みや甘えが結果としてこのような形で出ているのだと思います。だからこそ、今の自分は根本から変えていく必要性があります。自分の調子がいい時にうまくできるのは普通のことで、今の私には調子の良し悪しに左右されるのではなく常に言い訳をすることなく、学生らしく実直に取り組み続けていく姿勢を見せることが1番大事だと考えます。きれいごとを言うのは誰でもできるけど、口だけにならず、サッカー選手として、また1人の人間として当たり前を当たり前にやるということはとても大事なことだと思います。自分の弱みから目を背けず、深く考えて行動に移すことができるようにならないといけないと思います。

また、上級生となりチームを支える立場になった今、私自身この組織のために何が出来るのか、常に自分に矢印を向け試合に出る出ないなどに関わらず、立場に関係なく目の前の一瞬一瞬に全力を注ぎ続けることで明治の上級生のあり方を後輩に見せると共に誰からでも納得してもらえるような人間になっていきたいです。


まとまりのない文章でしたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。チームはアミノバイタルカップ敗退となってしまいましたが、ここから2021シーズンの最後に笑って終わることができるよう部員全員で日々精進して参りますので今後とも明治大学体育会サッカー部の応援を



よろしくお願いいたします。


次回の3年生の部員ブログはルーテル学院高校出身でビルドアップを得意とする左足のスペシャリスト徳永敦優です。ピッチ外ではみんなから人気を集める彼の部員ブログに期待して下さい!


【過去のブログ】

「チームの勝利と個人の成長」1年 白圡大貴

「自分らしく全力で」2年 白圡大貴

2021年7月9日金曜日

「言語化する力」4年 越中屋光希

 



「言語化する力」

法学部法律学科 4年 越中屋光希(札幌大谷高)


こんばんは。

今回、部員ブログを担当させていただく法学部4年の越中屋光希です。


まず初めに、新型コロナウイルス感染拡大防止、治療にご尽力している方々に深く御礼を申し上げます。そして公式戦、ILを行うにあたり、グラウンドの確保や運営等の様々な裏方での仕事を率先して取り組んでいる学連の皆様、大学サッカーに関わる全ての方に改めて心から感謝申し上げます。



「明治大学体育会サッカー部」

高校時代から私の憧れであったこの組織に所属してから約3年半が経ちました。振り返ると、北海道から飛行機に乗り、たった2日の練習参加を3回も行い、「明治大学体育会サッカー部」に入部したいと言う想いだけを抱え、精進していたことが今ではとても懐かしく感じます。


そして最後の部員ブログとなる今回、何を伝えようか悩んだ際に、就職活動で感じた「言語化する力」について伝えたいと思います。


まず、就職活動を通して自己分析を行なった際に、人生で現在の自分を創り上げた2つの出来事について説明します。


① [3年間の入院生活]

私は6歳に「ペルテス病」と言う身体的障害を抱え、約3年入院していました。この病気は両足の股関節が壊死し、歩く事を禁止され、車椅子での生活を送り、医師からも成人男性の様な成長は見込めないと宣告を受けました。隣で母親が涙を流している姿は今でも忘れられません。当時の唯一の楽しみは週末のみ自宅療養が許可され家族と過ごす時間や、兄のサッカーを観に行く事でした。理由は兄も同様に「ペルテス病」を患い入院生活を送っていたので、私も退院したらサッカーがしたいという思いでリハビリや、クラスメイトが3人の学生生活を送っていました。そこでは、生まれつき手足がない人や知的障害を持ち、誰かの介護が無ければ生活できない人と共に生活し、ご飯を食べさせてあげたり、文字盤ボードを通して会話をしていました。




追記

https://seika.nissay-cp.jp/runners/runner01

「聖火ランナーズストーリー唐治谷耕大」篇 60秒


②[明治大学体育会サッカー部]

当部は知っての通り、全寮制で24時間を共に過ごし16人部屋や8人部屋で生活を送り坊主なども経験しました。プライベートスペースは1畳でどうにか試行錯誤しカーテンを付けたり衣類などで密閉空間を作ろうとします。そして、下級生の時には、寮の仕事(雑務)や寮の掃除などを行い、<早朝4時前後に起床し→6時からの練習→9時からの1限〜19時までの授業→帰寮次第寮の雑務→23時前後の就寝>というサッカー、授業、仕事(雑務)に追われる日々を過ごしてきました。

振り返ると、本当に苦しいし、常に誰かの目を疑いながらの生活を送っていたので精神的にも厳しいものがありました。

しかし、仕事(雑務)を行う上で、組織の生産性を上げ効率よく組織運営する為に常に試行錯誤したり、毎日のミーティングを通して同期との関係を強固にしていく事、どんな立場でも主体性を持って自身の立場を全うする姿勢など多くの事を学んできました。




上記では拙い文章となってしまいましたが、この2つの出来事が私を作り上げ、変えることのできない唯一無二の経験です。

そして、「こんな経験してる人は居ない。」と自信を持って就職活動に臨みましたが全く相手にされませんでした。何故だと自暴自棄になりながら何回も何回も自己分析を行い結果的に自身の課題が見つかりました。



それは、「言語化する力」である。



私自身の感覚では相手に伝わっているだろうと思い込み、一方的な会話となり、会話のキャッチボールが出来ておらず、同時に傾聴力も欠けていました。

現在コロナ禍によってオンライン授業や外出制限などによって部員以外と関わる機会が少なくなり、部内での感覚が常識となり、当たり前になっていました。


そんな中でも、振り返ると当部は週1回程のペースでミーティングを行っており、そこで栗田監督が常に私達に伝えて頂いてることが視野を広げるヒントであると気付きました。型にはまった答えではなく、自身で考えた生の言葉で相手に伝えた方が重みが違うと教えて頂きました。

もう大学サッカー引退まで半年もないこの時期に気付いたのは遅いかもしれませんが、私自身の今の思いや、当部には常に成長へのヒントが落ちていると後輩達に伝えたいと思い書かせて頂きました。



改めて、大学サッカーとは残り半年。私自身関東リーグ戦での出場は0試合で、正直、情けないし悔しいし満足していません。北海道から上京してきて金銭的にも精神的にも支えてくれた家族の為にも「絶対に試合に出場し、2度とサッカーが出来なくなっても身体を投げ出し明治のゴールを守る」という強い意志を持って日々の努力を惜しまず、成長していきます。



又、明日からはアミノバイタルカップが始まり総理大臣杯出場に向けての厳しい戦いが始まります。

この様な状況下ではありますが、試合に出場している選手だけでなく、ベンチメンバー、バックアップメンバー、マネージャー、運営、審判、補助学、応援と、それぞれ置かれた立場で役割を全うする仲間が大勢います。

是非、LIVE配信や試合会場に足を運んでいただき、どんな立場でも全力で取り組む「明治大学体育会サッカー部」を見て頂きたいと思います。



本当に、まとまりが無く長い文章を最後まで読んでいただき有難うございました。


次の4年の部員ブログ担当は杉浦文哉です。明治の10番を背負い、チームを勝利へと導くタクトを振う男です。プライベートでは独自の領域を展開し謎多き男ですが、とても同期思いで自己犠牲を惜しみません。大学に入り大怪我など経験し、当時の思いや残り半年に懸ける熱意を期待して下さい。


【過去のブログ】

「決意」1年 越中屋光希

「GK=信頼」2年 越中屋光希

「自粛期間」3年 越中屋光希


2021年7月6日火曜日

「何故ここに居るのか」 1年 田中禅


「何故ここに居るのか」

文学部史学地理学科 1年 田中禅 (サガン鳥栖U₋18)       

こんにちは。
今回部員ブログを担当させていただきます。
文学部史学地理学科1年の田中禅です。

まず初めに、新型コロナウイルスに対し、最前線でご尽力されている医療従事者の方々、また関東大学サッカーリーグ戦を開催するにあたり、ご尽力をして頂いている学連の皆様、関係者の皆様に感謝申し上げます。


ちょうど一年前の今頃、トップチーム昇格が見送られ大学を模索している時にサッカーで日本一の大学に進学したいと考えている中、真っ先に頭の中に浮かんだ大学が明治大学体育会サッカー部だった。

セレクションを受けるにあたり沢山の方のご尽力を頂き、東京で3日間セレクションを受けることになった。

思い出すと今でも吐きそうになるが1日目のセレクションがハードすぎてホテルに着いた瞬間シャワーも浴びずにベットで寝てしまった。

2日目にサッカー部の練習に参加させて頂いた時のことは今でも鮮明に覚えている。天候は大雨。グランドはボールも走らないくらいビショビショ。とてもサッカーができるコンディションではなかった。

自分自身こんな状況で自分のプレーをどう発揮すればいいのか。こんな最悪の条件でプレーしても評価しようがないんじゃないかと不安に思っていた部分があった。そこで聞いた先輩たちの言葉「今日も上手くなろう」 何気ないただの一言かもしれない。当たり前なのかもしれない。しかし自分にとってそれはとても転機となる言葉だった。

もちろん、その時自分は練習生という立場であり、良い評価を得るためにアピールしなければいけない。確かに良いプレーをする為には雨じゃなく、ボールを走るグランドの方がいいかもしれない。しかし、ここに何をしに来たのか。

「何故ここに居るのか」

このことを考えた時に1番に出てくることは、上手くなりたい。成長したい。といった感情ではないのだろうか。評価されたい、アピールしたいと考えていた時のモチベーションと上手くなりたいと思う時のモチベーションは明らかに違う、上手くなるために全力で練習に食らいつき、必死に上手くなろうとしていた自分がいた。

現在、明治大学体育会サッカー部に入部して4ヶ月が経とうとしている。毎日が新しい発見ばかりで今までの日常とは良い意味でかけ離れている。

この伝統のあるサッカー部の一員になれて良かったと心の底から思えるのは卒業してからなのだろうか。

そんなことはない。今を思えない人間に卒業してからわかる感情など無い。

明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。
インド宗教家ガンジーの言葉です 

時間は無限ではない。誰にでも1日24時間という限られた時間がある中で、1日をデザインしなければならない。デザインの仕方で将来が決まると言っても過言ではない。自分なりのデザインで24時間を無駄にしないようにこれからも日々成長していきたい。




次の1年の部員ブログ担当は熊取谷一星です。
小柄ながら当たり負けしない下半身のフィジカル、相手を翻弄するドリブルは天下一品です!
ピッチ外では皆を癒し、ムードメーカー的存在の彼の部員ブログに期待して下さい!
拙い文章でしたが、最後までご覧いただきありがとうございます。これからも明治大学体育会サッカー部のご支援、ご声援のほどよろしくお願い致します。

 

2021年7月2日金曜日

「拝啓、同期の皆様へ」 2年 江口雄翔

 


「拝啓、同期の皆様へ」

法学部 法律学科 2年 江口雄翔 (桐朋高校)


こんにちは。

今回の部員ブログを担当させていただきます。法学部法律学科 マネージャー 2年の江口雄翔と申します。


はじめに、新型コロナウイルス感染症拡大に際して、今も最前線で戦ってくださっている医療従事者の皆様、並びに、関東大学サッカーリーグ戦をはじめとする大会の運営にご尽力いただいております関東大学サッカー連盟、学連の皆様に感謝申し上げます。


また、

・FPプロデュース株式会社 様

・株式会社 岩崎食品工業 様

・株式会社 恒電社 様

・株式会社 ササキ 様

・株式会社 CINQUE STELLE 様

・株式会社トウショク 様

・ダイトー水産株式会社 様


(五十音順で表記させていただいております。)


をはじめとするスポンサーの皆様、松村憲和さんやインターン生をはじめとする明大サッカーマネジメントの皆様、そして、日頃より多大なご支援・ご声援をくださる皆様に感謝申し上げます。



さて、今回の部員ブログでは、同期のみんなを紹介するブログを書きたいと思います。


なぜ同期について記すのか。


その理由は、素晴らしい同期たちの魅力を多くの方に知っていただきたいためです。


自分の最も誇れることの一つに、同期が素晴らしいということがあげられます。


自分の同期は本当に個性豊かで面白い人たちばかりですが、残念ながら、その魅力は、多くの方々に伝わっていないのが現実であります。この部員ブログを通じて、少しでも同期のみんなに関心を持っていただければ幸いです。


しかし、同期のみんなのことをただ紹介するだけであれば、そこまで面白いブログではないでしょう。そこで今回は自分の素晴らしい同期の一人一人を紹介すると同時に、その人に向けてのメッセージも記していきます。

紹介に関しては、かなり個人の主観が入るので、あくまで一つの見方だと思っていただけばと思います。


とても長文になりますので、お時間がある際に、また、自分の気になる選手だけでも読んでいただけたら、幸いです。


阿部稜汰

井上樹

太田龍之介

岡哲平

金誠敏

久保賢也

倉俣健

佐藤恵允

佐藤文太

田中克幸

丸山海大

村上陽介

山崎稜介

MG 山部ちひろ



【阿部稜汰】

《基本情報》

名前:阿部稜汰

学部:政治経済学部

出身校・出身チーム:日章学園高校

ポジション:DF


阿部稜汰は、チームの中で最も運動量が多い選手の一人です。その豊富な運動量を武器に、守備はもちろん、果敢に攻撃参加もして、チームに勢いをもたらしてくれます。

ピッチ外ではチームのムードメーカー的な存在であり、面白いこともできます。笑

度胸があるのだなと見ていて、感心しております。ある時に、阿部稜汰&韮澤廉(1年)ペアでコントのようなものを披露していましたが、自分の目からは爆笑をかっさらっていたように見えました。笑

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阿部稜汰へ


試合や練習の終盤になっても、走り続けるアベリョーの姿には、見るたびに、感心させられています。

いつの日だったか、「自分たちの代でも、絶対に日本一になりたいよね。」という話をしたこと、覚えているかな?

アベリョーからそのような真面目で熱い言葉を聞けたことはとても嬉しかったし、改めて、アベリョーをはじめとした同期たち、そして、チームのために、頑張らなければと強く思わされました。

アベリョーはまだリーグ戦にデビューしていないと思うけど、いつかアベリョーがリーグ戦のピッチを駆け上がる姿を見ることができる日が来ると、自分は信じています。

これからもサポートさせていただけたら、嬉しいです。


2021.7.2 江口雄翔

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【井上樹】

《基本情報》

名前:井上樹

学部:法学部

出身校・出身チーム:ヴァンフォーレ甲府U-18

ポジション:DF


井上樹は、冷静沈着で、周りの選手を適格な指示で動かし、チームの堅守を構成する選手です。復帰までに長い時間を要する怪我を負ってしまい、その影響で苦しい時間を過ごしていましたが、復帰はもうすぐです。皆さんの前でプレーする日もそう遠くないでしょう。

また、井上樹はチームの中で、最も自分に対して「ありがとう」という言葉をかけてくれる選手の一人であり、とても優しい人です。自分にとって、樹のこの言葉はとても有難いものであり、自分を動かす原動力となっています。

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井上樹へ


さっきも書いたけど、樹の言葉からはいつも元気をもらっています。いつもありがとう。

樹の苦しい時間を近くで見ていた自分が言うことができることは一つです。

樹は必ず結果を残します。

とても長いリハビリの期間の中で、自分と真摯に向き合うその姿はとても素晴らしく見えていました。苦しい期間に逃げずに、自分と真摯に向き合えた者は間違いなく強いです。だから、復帰したら、自分を信じてプレーしてほしいと思います。もし自分を信じられないなら、この苦しかった期間や、ここに記した自分の言葉を思い出してほしいです。

きっと樹の力になるだろうし、なってくれたら嬉しいです。樹のプレーを見ることを誰よりも楽しみに待っています。

これからもサポートさせていただけたら、嬉しいです。


追伸 同じ法学部生として、陽介と一緒に学期末頑張ろう。笑


2021.7.2 江口雄翔

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【太田龍之介】

《基本情報》

名前:太田龍之介

学部:政治経済学部

出身校・出身チーム:ファジアーノ岡山U-18

ポジション:FW

太田龍之介はボールを前線で収め、チームの攻撃のリズムを作ると同時に、高い得点力でチームに勝利をもたらす選手です。同期の誰よりも早くリーグ戦にデビューし、チームを救うゴールを決めました。今シーズンも開幕から3戦連続で得点を決めました。

ピッチ外についてですが、一見、太田龍之介優しそうに見えますが、(もちろん、優しいですが笑)思いの外、思ったことをズバズバ言うところがあります。笑

そういうこともあり、同期に何かとツッこんでいることが多いように見えます。笑


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太田龍之介へ


昨シーズン、龍がリーグ戦で初得点を決めたとき、自分はネット配信から観ていました。こんなすごい人が同期になるのかと思っていました。笑

そのようなこともあって、龍はいわゆる天才タイプで努力とは無縁の選手かと思っていたけど、そうではなく、裏で努力を怠らない素晴らしい選手なのだなと見ていて、感じました。

しかし、4月以来、得点から遠ざかっていることが現実なのかなと思います。もしかしたら少し焦っているかもしれませんが、その必要はないのではないかと考えます。龍はこれまでのサッカー人生の中で多くの得点を決めてきただろうから、高い得点力を持っていることは言うまでもありません。いつものように練習から真摯に自分にプレーと向き合っていけば、公式戦でまた得点を決める日が、すぐに来ることを自分は信じています。

今後ともチームを勝利に導いてください。

これからもサポートさせていただけたら、嬉しいです。


2021.7.2 江口雄翔

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【岡哲平】


《基本情報》
名前:岡哲平

学部:政治経済学部

出身校・出身チーム:FC東京U-18

ポジション:DF


岡哲平は、チームの誰よりも声を出し、打点の高いヘディングなどの力強いプレーでチームに勢いをもたらすことができる選手です。直近の試合でも、丸山海大(2年=東福岡高校 出身)とCBを組み、無失点勝利に大きく貢献しました。

ピッチ外では、持ち前の明るさで、同期に元気を与えてくれます。ただ明るく元気であるだけでなく、その明るさや元気が煩わしい方向に行かないことも彼の良い部分ではないかなと思います。あと、佐藤恵允(2年=実践学園高校 出身)とは小さい頃のチームが同じこともあり、ソウルメイトですね。笑


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岡哲平へ


哲平の明るさや笑顔に救われている人は、今も昔も変わらず、多いのではないのかな?

自分もその救われている人の一人です。哲平の明るさや笑顔を見ると、大変なことも頑張れるし、頑張ってよかったなと思えます。いつもありがとう。

今シーズンの序盤は怪我からのスタートだったけど、自分はその怪我のお陰で、哲平が、サッカーができる有り難さや素晴らしさに気づいたように見えました。

さらに、それが責任感へと繋がり、今の堂々としたプレーに繋がっているように見えます。

あの時期に感じたことを大切に、これからも自分の理想像へと向かっていってくれたら良いなと思います。そして、哲平が明治の不動のCBとして君臨する日が来ることを楽しみにしています。

これからもサポートさせていただけたら、嬉しいです。


2021.7.2 江口雄翔

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【金誠敏】

《基本情報》

名前:金誠敏

学部:情報コミュニケーション学部

出身校・出身チーム:FC東京U-18

ポジション:MF


金誠敏は、何といっても左足から繰り出されるボールの精度がとても高いです。FKやCKのようなプレースキックにおいてでもそうですし、プレー中のパスやシュートの精度も高いことがとても魅力的な選手です。

ピッチ外においては、一見、何も考えていないように見えますが、案外、彼は色々なことを考えています。笑

冷静かどうかはイマイチよく分かりません。笑

あと、テンションはいつも安定しているのではないかと思います。


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金誠敏へ


練習中や試合中に見せる、ソンミンの左足の精度の高いキックには、いつも感心させられています。どうしたらあんなに精度の高いキックが蹴れるのか、今度詳しく教えて欲しいです。笑

最近は、リーグ戦のメンバーに入れたり、入れなかったりと落ち着かない日々だと思います。とてもありがたいことに今期は多くの同期が試合に出場していますが、それゆえに焦りを感じていないか心配です。ソンミンには言うまでもなく実力はあるのだから、焦る必要はなく、スタッフの方々や仲間の言葉と、真摯に向き合っていくことを継続していけば、ソンミンが試合で活躍する日はそう遠くないと自分は信じております。

いつの日か、ソンミンの一蹴りでチームを勝たせる瞬間が訪れることを楽しみにしています。

これからもサポートさせていただけたら、嬉しいです。


2021.7.2 江口雄翔

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【久保賢也】

《基本情報》

名前:久保賢也

学部:商学部

出身校・出身チーム:大宮アルディージャU18

ポジション:GK


久保賢也は、安定したセービングやキャッチング、そして、的確なコーチングで、チームに安定感をもたらす選手です。昨シーズンの筑波大戦でデビューを飾りました。

ピッチ外に関しては、個性豊かな僕らの代では、「普通な人間」の部類に入るのかなと思います。笑

チームのとある方にも聞いたことがありますが、やはり、僕たちの代の中で、久保賢也が最も普通だそうです。笑

あと、実は、高校時代は理系に関するクラスにいたようなので、数字にはアレルギーはなさそうな印象を受けます。笑

羨ましいです…笑

さらに、意外なことにチーム随一の俊足の持ち主です。


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久保賢也へ


GKという難しいポジションなのに、昨シーズン、1年生ながらデビューを飾れたことは本当にすごいことだと思います。しかし、今シーズンは賢也にとっては難しいシーズンとなっているよね。東京都サッカートーナメントでは悔しい思いをしたり、リーグ戦のメンバー入りから遠ざかっていたりと…

でも、この時間は後に振り返った時に、今の日々が必要な時間であったと思う日が来ると思います。人一倍もがき、考え抜いたことは間違いなく自分の助けになるはずです。一つ言うことがあるとすれば、考えすぎずにもっとシンプルに、ストレートに考えていいのかなとも思います。同期の佐藤文太とどっちがスタメンを掴むのか楽しみにしています。


これからもサポートさせていただけたら、嬉しいです。


追伸 賢也の家族思いであるところ、とても良いと思うので、ここだけは今後も変わらないでいて欲しいなと思います。笑


2021.7.2 江口雄翔

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【倉俣健】

《基本情報》

名前:倉俣健

学部学科:文学部 

出身校・出身チーム:前橋育英高校

ポジション:MF


倉俣健は、独特なドリブルでチームに勢いをもたらし、そのドリブルからクロスやシュートまで自らもって行くことができる選手です。先日行われました順天堂大戦でリーグ戦初メンバー入りを果たしました。

ピッチ外の倉俣健は、あまり表に出しませんが、相手の気持ちを考えることができる優しい人なのかなと思っています。笑

一つお話させていただきますと、先日自分がマネージャーに関することで少し焦ったことがあったのですが、そのときも倉俣健は横にいて、話を聞いてくれました。

些細なことではありますが、自分にとってはありがたかったです。笑

なんだかんだ優しい人です。笑


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倉俣健へ


先日はありがとね。笑

おかげさまで冷静に?対応することができました。笑

倉は、昨シーズンはセカンドチームで過ごす時間が長かったと思います。

うまくいかない日々を見ていたから、Iリーグ全国大会で躍動する姿をネットからではあったけど、観ることができて嬉しかったです。そして、前期 順天堂大戦でリーグ戦初メンバー入りできたことは、何より嬉しかったです。でも、このメンバー入りは、ただの通過点に過ぎないことは倉自身が一番分かっているだろうし、倉だったら、このメンバー入りはただのスタート地点に過ぎないと思っているかもしれないね。

自分の課題としっかり向き合えば、すぐに出場する日は来ます。

リーグ戦の試合において、倉が自らの武器でチームに貢献する、そんな姿を見ることができる日を楽しみにしています。


これからもサポートさせていただけたら、嬉しいです。


2021.7.2 江口雄翔

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【佐藤恵允】

《基本情報》

名前:佐藤恵允

学部:文学部

出身校・出身チーム:実践学園高校

ポジション:FW


佐藤恵允は、その体力を武器に、縦横無尽にピッチを走り、攻撃面はもちろん、守備面でも大きな貢献をする選手です。今シーズンのリーグ戦開幕ゴールも決めました。

ピッチ外についてですが、一見、チャラチャラしているようですが、全くそうではなく、すごく真面目で、実はクレバーではないのかと思っています。言われたことに対して真摯に取り組みますし、たまに見せる機転の利いた発言からそのように感じています。

また、後輩からも慕われているのかなとも思います。笑


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佐藤恵允へ


昨シーズンと比較して、最近のケインは、責任感をもってプレーしているように見えます。それは出場機会が増え、自分が明治を引っ張るという強い自覚を持つようになったことが関係していると思うし、何よりも昨シーズンに味わった悔しさと逃げずに向き合った結果だと思います。自分は勝手に、昨シーズンと比較して、最も成長した選手の一人なのかなとも思っています。笑

今後、もし苦しい時期が来ても、きっとケインなら乗り越えられるので、自分を信じてあげてね。

これからもピッチを縦横無尽に駆け回り、チームを勝利に導いてください。

そして、チームの歓喜の輪の中心にケインがいる姿を見ることできる日を楽しみにしています。

怪我には気を付けてね。

これからもサポートさせていただけたら、嬉しいです。


2021.7.2 江口雄翔

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【佐藤文太】

《基本情報》

名前:佐藤文太

学部:商学部

出身校・出身チーム:仙台育英学園高校

ポジション:GK


佐藤文太は、セービングはもちろん、正確なタイミングでの飛び出しなどのダイナミックなプレーで、後ろからチームに勢いをもたらすことができる選手です。あと、久保賢也(2年=大宮アルディージャU18)同様、足が速いと思います。また、仙台育英学園高校に出場した、全国高校サッカー選手権では、劇的なPKストップを見せました。

ピッチ外の佐藤文太は、変わった人間なのかなと思います。笑

急に変なことをしたりして、同期に笑顔をもたらしています。笑

あと、おっちょこちょいな部分もあります。笑

ここは改善点ですね。笑

改善点で終わるのは残念ですので、もう1点。佐藤文太は、人の話を聞いて、聞くことだけでなく、その上で、自分の考えを述べることができます。

ここは、変わらないでいて欲しい点ですね。笑


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佐藤文太へ


1年生+文太のみの練習の時に、積極的に声を出し、しっかり要求もして、1年生をまとめていた文太の姿が、個人的には印象的で、今も心に残っています。先輩、後輩、同期関係なく、要求できることは文太の良いところです。ただ今は、文太にとって苦しい時期でしょう。苦しい時間が長くなっていますが、それには必ず理由があります。その理由を自分なりに考え、出た答えと真摯に向き合っていけば、きっと大丈夫。

正直、同期としてはどっちにも出て欲しいのが本音ですが、賢也とどっちがゴールマウスを守るのか、とても楽しみです。

これからもサポートさせていただけたら、嬉しいです。


2021.7.2 江口雄翔

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【田中克幸】

《基本情報》

名前:田中克幸

学部:商学部

出身校・出身チーム:帝京長岡高校

ポジション:MF


田中克幸は、本当に技術レベルが高く、ただただうまい選手です。田中克幸の凄さは、プレーを見ていただければ、すぐに分かると思いますので、是非、プレーをご覧ください。

ピッチ外の田中克幸ですが、一見、何も考えていませんが、そんなことはありません。笑

思いの外、周りを見て、物事を考えています。先日、佐藤文太(2年=仙台育英高校)と3人で話していた際に、マネージャーに関することを話していたのですが、マネージャーのこともよく見ているなと感じました。

あと、なぜかは分かりませんが、お姉さんに誕生日の電話を入れている姿が印象に残っています。笑


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田中克幸へ


実際に克のプレーを初めてみたときから感じていましたが、ただただ上手いよね。

本当にうまいよね。笑

だから、克のプレーを見ることはとても楽しいし、観ていてワクワクします。そのように感じているのは、自分だけではないでしょう。日本各地に克のプレーを楽しみにしている方は多いと思います。その方々の期待に応えようとすることは大事なことですが、克にはいつまでも楽しんでサッカーをしていて欲しいです。克が楽しんでサッカーをすることができれば、その試合はきっと勝てるだろうし、観ている方々も楽しいと思います。

支えてくださる方々の言葉に耳を傾け、授業もしっかり取り組めば、さらに良い選手になれるはずです。

これからも明治でサッカーを楽しんでください。

そして、チームにタイトルをもたらしてください。

これからもサポートさせていただけたら、嬉しいです。


2021.7.2 江口雄翔

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【丸山海大】

《基本情報》

名前:丸山海大

学部:経営学部

出身校・出身チーム:東福岡高校

ポジション:DF


丸山海大は、対人はもちろん、気迫のこもったプレーでチームを引っ張ることができる選手です。また、試合中にも仲間に対して、強く要求できる面も魅力的です。

ピッチ外の丸山海大は、しっかり者だと思います。もしかしたら、同期の中で、一番真面目でしっかりしているのかもしれません。笑

真面目であるが故に、ふざける時はしっかりふざけるところもあります。笑

ただ、同期の中でたった一人の経営学部生ということもあり、勉強には苦戦している印象を受けています。笑


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丸山海大へ


いつの日だったか、マルが「自分がCB内で序列が最も低いから、もっと頑張らないと…」と言っていたこと、個人的には印象的で、今でも鮮明に記憶に残っています。そのような発言をしていたマルですが、今となってはスタメンで出場する機会が多くなっているよね。

序列が一番低いから、腐るのではなく、真摯に自らのプレーと向き合い、「どのような立場でも全力を尽くす」という明治で最も大切にしていることを体現した結果が今のマルであり、本当に素晴らしいなと思います。

でも、マルは現状に満足していないはずです。これからもチームの誰よりも真摯に自らのプレーと向き合い、常に進化するマルでいて欲しいです。

そう遠くない未来に、マルがより絶対的な存在となることを楽しみにしています。

これからもサポートさせていただけたら、嬉しいです。


2021.7.2 江口雄翔

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【村上陽介】

《基本情報》

名前:村上陽介

学部:法学部

出身校・出身チーム:大宮アルディージャU18

ポジション:DF


村上陽介は、1対1にめっぽう強く、競り合いでも絶対に負けない、頼りになるディフェンスリーダーのような選手です。過去には、U-17日本代表として、ワールドカップにも出場しました。

ピッチ外の村上陽介は、個人的には、丸山海大(2年=東福岡高校)同様、しっかり者だと思います。ハキハキ話しますし、日頃から堂々としているなと感じています。ただ、意外にも、勉強面になると少し焦るところがあります。笑


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村上陽介へ


陽介にとって、今の時間は、明治に来て、最も苦しい時間であるのではないかな?

しかし、その苦しい時間は、陽介にとって、ただの「苦しい」時間ではないと思います。

その苦しい時間の中でも、スタッフの皆さんをはじめとした、支えてくださる方々に触れることで、その存在の有難さも気づき始めているように見えます。

その感謝の気持ちをプレーでうまく表現することができれば、おのずと結果は出ると思います。そして、「苦しい時間」を「成長するための時間」と捉えられるようになったとき、そのときの陽介は素晴らしい選手になっていると、自分は確信しております。

またピッチ上で、堅守の明治を体現する姿が見ることができる日を楽しみにしております。

これからもサポートさせていただけたら、嬉しいです。


追伸 同じ法学部生として、樹と一緒に学期末頑張ろう。笑


2021.7.2 江口雄翔

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【山崎稜介】

《基本情報》

名前:山崎稜介

学部:政治経済学部

出身校・出身チーム:清水エスパルスユース

ポジション:FW


山崎稜介は、高い得点力とゴールに対する積極的なプレーで、チームに勝利をもたらすことができる選手です。昨シーズンのIリーグ全国大会では、優勝に大きく貢献しました。

ピッチ外の山崎稜介についてですが、性格に関しては、根が真面目な人間であるように、自分の目には映っています。

また、ボケにもツッコミにもまわることができる人なのかなと思います。笑

何気ないことでも、ボソッと同期にツッコみを入れている姿はとても面白いです。笑


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山崎稜介へ


実は、自分が八幡山の寮に来て、初めて話した同期は、稜介でした。何気ない会話ではあったけど、「これから一緒に頑張ろう。」と言ってくれたこと、今でも覚えています。その言葉は今の自分の原点の一つです。

怪我で苦しんでいる時間が、誰よりも長い稜介。きっと怪我のことに関しては、稜介自身が一番心配していることだと思いますし、本当に復帰できるかどうか恐怖すら感じているかもしれません。そんな苦しんでいる稜介に「復帰できるから、頑張って!」という言葉を簡単にかけることはできません。

でも、こう言うことはできます。

ピッチに帰って来た時の山崎稜介は、間違いなく大きく成長していると。

誰よりも怪我と向き合い、自分と向き合った稜介は、どんな困難にも負けない選手となるはずです。

ピッチ上に、稜介が無事に帰ってくる日が来ることを強く願っております。

これからもサポートさせていただけたら、嬉しいです。


2021.7.2 江口雄翔

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【MG 山部ちひろ】

《基本情報》

名前:山部ちひろ

学部:国際日本学部

出身校・出身チーム:成立学園高校

役職:マネージャー


山部ちひろは、部内中でも動画づくりに長けている人です。今の明治大学体育会サッカー部の中で、動画作成において、山部の右に出るものはいないでしょう。また、様々なことに関心をもち、積極的に行動できるところも彼女の魅力です。

また、高校時代、女子サッカー部に所属していたこともあり、良いキックを蹴ります。

あと、思ったことをズバズバ言うところもある、面白い人間です。笑


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山部ちひろへ


唯一のマネージャーの同期である山部。

ここまでマネージャーとして一緒にやってきて、もちろん、改善点は多くありますが、我ながら良いコンビなのではないかと思います。笑

でも、自分は現状にまったく満足していませんし、それはきっと山部も同じでしょう。

もっともっとできることを探し、常にチームに良い影響を与えられるように頑張ろう。

そして、4年生を迎える時には、「江口・山部コンビは、最強だよね」と自他共に認められる関係になれたら、嬉しいなと思います。

「思わぬことは叶わぬ。」

株式会社 CINQUE STELLE の吉田社長が僕らに教えてくださったお言葉。

この言葉を忘れず、プレーはできないけど、自分がチームを引っ張るんだという強い想いと責任感をもって、共にチームと向き合っていきましょう。

今後ともよろしくね!


2021.7.2 江口雄翔

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以上で、同期の紹介を終了させていただきます。

ここまでお読みいただきました方々、本当にありがとうございます。

少しでも自分の誇る同期たちの魅力が伝わっていましたら、とても嬉しいです。



最後に、自分たちの代全体の話を「あえて」したいと思います。

「あえて」と記したのは、まだ自分たちの代が2年後なのに、まだ来ていない自分たちの代の話をすることは良くないと考える方もいらっしゃると考えたためです。



しかし、


「先の自分たちの代の話をすること=今をないがしろにすること」


では、決してありません。


今この瞬間において、自分のできる精一杯を尽くすことができなければ、自分たちの代を良い状態で迎えることは不可能です。今の3,4年生のために、そして、明治のために、闘うことができなければ、自分たちの代の未来は暗いものでしょう。



もう2年後に自分たちの代が来ます。すぐに来ます。

だから、ここで1つ自分の考えを述べておこうと思います。



率直に言ってしまうと、私が考える自分たちの代は


「最強の代」になるか

もしくは、

「中途半端な代」になるか


の2択だと考えます。


現状、「最強の代」と「中途半端な代」の分岐点に我々はいると思います。


自分は、自分たちの代が「最強な代」であってほしい。

先程の阿部稜汰のところでも記しましたが、自分たちの代でも日本一を獲りたい。


では、「最強の代」で迎えるためには何が必要か。


それは、今を精一杯生きることだと思います。



「今を精一杯生きること」



当たり前で簡単なことのように見えますが、実は難しいことです。


でも、自分たちならできると思います。



今を精一杯生きること、それは「明治」を体現してくださっている3,4年生のために闘うことに繋がる。

今を精一杯生きること、それは後輩に「明治」とは何かを伝えることに繋がる。



「今を精一杯生きること」ができれば、「最強の代」になる道を切り開く兆しとなる、そのように私は信じております。



マネージャーである自分はゴールを決めたり、得点をアシストしたりすることできません。それでもチームの勝利に貢献することはできるはずです。


自分が理想とするマネージャーになるために、人として成長するために、そして、「最強の代」の明治を構成する一人になるために、今を精一杯生きていきたい。




長く拙い文章でしたが、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

今後とも明治大学体育会サッカー部へのご支援、ご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。



次回の2年生部員ブログの担当は阿部稜汰です。

先程は記しませんでしたが、実は、阿部稜汰は第98回全国高校サッカー選手権大会開会式で、選手宣誓を務めました。その姿はとてもかっこいいもので、素晴らしい選手宣誓でした。

あの時の選手宣誓の言葉のように、今回の部員ブログにおいても、素晴らしい言葉を綴ってくれるはずです。


次回の部員ブログもお読みいただけると幸いです。



【過去のブログ】

「序~視野と判断力と機動力と~」 1年 江口雄翔





「今思うこと」4年 石井優輝

  「今思うこと」 4年 石井優輝(昌平高校) こんにちは。 今回部員ブログを担当させていただきます明治大学体育会サッカー部主将の石井優輝です。 今年2回目の部員ブログとなります。今思うことを率直に書きました。 お時間がある方は読んでくださると幸いです。 2月11日木曜日、全体ミ...