「何故ここに居るのか」
文学部史学地理学科 1年 田中禅 (サガン鳥栖U₋18)
こんにちは。
今回部員ブログを担当させていただきます。
文学部史学地理学科1年の田中禅です。
まず初めに、新型コロナウイルスに対し、最前線でご尽力されている医療従事者の方々、また関東大学サッカーリーグ戦を開催するにあたり、ご尽力をして頂いている学連の皆様、関係者の皆様に感謝申し上げます。
ちょうど一年前の今頃、トップチーム昇格が見送られ大学を模索している時にサッカーで日本一の大学に進学したいと考えている中、真っ先に頭の中に浮かんだ大学が明治大学体育会サッカー部だった。
セレクションを受けるにあたり沢山の方のご尽力を頂き、東京で3日間セレクションを受けることになった。
思い出すと今でも吐きそうになるが1日目のセレクションがハードすぎてホテルに着いた瞬間シャワーも浴びずにベットで寝てしまった。
2日目にサッカー部の練習に参加させて頂いた時のことは今でも鮮明に覚えている。天候は大雨。グランドはボールも走らないくらいビショビショ。とてもサッカーができるコンディションではなかった。
自分自身こんな状況で自分のプレーをどう発揮すればいいのか。こんな最悪の条件でプレーしても評価しようがないんじゃないかと不安に思っていた部分があった。そこで聞いた先輩たちの言葉「今日も上手くなろう」 何気ないただの一言かもしれない。当たり前なのかもしれない。しかし自分にとってそれはとても転機となる言葉だった。
もちろん、その時自分は練習生という立場であり、良い評価を得るためにアピールしなければいけない。確かに良いプレーをする為には雨じゃなく、ボールを走るグランドの方がいいかもしれない。しかし、ここに何をしに来たのか。
「何故ここに居るのか」
このことを考えた時に1番に出てくることは、上手くなりたい。成長したい。といった感情ではないのだろうか。評価されたい、アピールしたいと考えていた時のモチベーションと上手くなりたいと思う時のモチベーションは明らかに違う、上手くなるために全力で練習に食らいつき、必死に上手くなろうとしていた自分がいた。
現在、明治大学体育会サッカー部に入部して4ヶ月が経とうとしている。毎日が新しい発見ばかりで今までの日常とは良い意味でかけ離れている。
この伝統のあるサッカー部の一員になれて良かったと心の底から思えるのは卒業してからなのだろうか。
そんなことはない。今を思えない人間に卒業してからわかる感情など無い。
明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。
インド宗教家ガンジーの言葉です
時間は無限ではない。誰にでも1日24時間という限られた時間がある中で、1日をデザインしなければならない。デザインの仕方で将来が決まると言っても過言ではない。自分なりのデザインで24時間を無駄にしないようにこれからも日々成長していきたい。
次の1年の部員ブログ担当は熊取谷一星です。
小柄ながら当たり負けしない下半身のフィジカル、相手を翻弄するドリブルは天下一品です!
ピッチ外では皆を癒し、ムードメーカー的存在の彼の部員ブログに期待して下さい!
拙い文章でしたが、最後までご覧いただきありがとうございます。これからも明治大学体育会サッカー部のご支援、ご声援のほどよろしくお願い致します。
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