「大切なものは目には見えない」
商学部商学科 2年 佐藤文太(仙台育英学園高校)
こんにちは。
今回部員ブログを担当させていただきます。
商学部商学科2年の佐藤文太です。
まず初めに、新型コロナウイルスに対し、最前線でご尽力されている医療従事者の方々、リーグ戦開催にご尽力くださっている沢山の方々に深く感謝申し上げます。
明治大学体育会サッカー部の伝統やメンタリティ、マインドなどは歴代の素晴らしい先輩方がブログでたくさん書いてくださっているので、今回は少し違う話をブログで書いてみたいと思います。
タイトルを見て気付いた方もいると思いますが、この言葉は星の王子さま(サン=テグジュペリ作)に出てくる言葉です。この話は(ネタバレにならないよう簡潔に話しますが…)操縦士の「ぼく」が飛行機の故障でサハラ砂漠に不時着します。翌日目を覚まし、ひとりの少年に出会い、話をきくうちに、少年がよその惑星からやってきた王子さまであることを知ります。王子さまが渡り歩いてきた惑星での話を通じて、読者は考えさせられていく、そんな話です。この物語には、私のこれからの競技生活や人生において多くのヒントが隠されていました。
物語で王子さまは「大切なものは目には見えない」と教えられていました。家族への愛情、誰かの役に立ちたいということ、自分の夢。大切にしているものは目には見えません。目には見えないからこそ、だんだんと見落としがちになって、大切なものを忘れてしまいます。そして、目の前の結果が目的であったかのように感じてしまう時があります。一生懸命に毎日を追求しているからこそ、このような本末転倒なことが私の身にはよく起こります。
行動の裏には必ずその人の想いがあります。みんなが目に見える行動にはその想いを表現してくれているということです。ありがたいことに、それは私の身近にも多くあります。寮生活を通して成長をしてほしいと考え、指導してくださる先輩方、選手たちの夢を後押しする為に、朝6時にグラウンドに来てくれるスタッフの方々、困っている時にいつも助けてくれる同期、その行動の裏にはその想いがつまっています。
見えていることの裏側にある想いに気付いてそれに感謝の気持ちを持ち、自分自身も想いを表現することで自分の中にある大切なものを大事に育むことができるのではないでしょうか。
サッカー部のスローガンにも目には見えない大切なものが多くあります。
・礼節を重んじる
・思いやりと謙虚さを持つ
・フォー・ザ・チーム
・考える力
・感謝の気持ち
スローガンの多くが目には見えない大切なもの、大切なマインドであると思います。日々自分が目の前の結果だけに左右されずこのスローガンの下、まずは明治大学体育会サッカー部の部員として誇れる姿を目指したいと思います。
読書感想文のようなブログになってしまいましたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。正直、私の文章力ではこの物語の魅力の1/100も伝わらないと思うので是非手に取って読んでいただきたいと思っております。
次の2年の部員ブログ担当は太田龍之介です。大学サッカー1のサッカーセンスとギャグセンスの持ち主です。素晴らしい部員ブログを書いてくれると思います。次回の部員ブログも是非ご覧ください!
【過去のブログ】
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