2021年10月12日火曜日

「考動力」3年 遠藤雅己

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「考動力」

法学部法律学科 3年 遠藤雅己 (桐蔭学園高校)


前回の3年の部員ブログを担当した福田より紹介をいただきました、今回部員ブログを担当させていただきます、法学部法律学科3年の遠藤雅己です。

 まず初めに、新型コロナウイルス感染拡大に対し、ご尽力いただいている医療従事者の方々、またこのような状況下でもリーグ戦やその他大会を開催するにあたりご尽力していただいている全ての方々に感謝申し上げます。
 また、日頃よりご支援くださるスポンサーの皆様に心より感謝申し上げます。

 このブログでは、明治大学体育会サッカー部に入部し、今感じていることを自分なりの言葉で書こうと思います。読みにくい部分やまとまりのない文になってしまう部分もあるかと思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

 「考動力」
これは、リーグ戦が開幕し、3節目の筑波大学との試合の週に行われた全体ミーティングで、栗田監督から「明治を背負う」ことの責任、代々の先輩方が作り上げてきた「明治の価値」はどこにあるのかという話をしていただいた時に仰っていた言葉である。
この明治大学体育会サッカー部は100年という長い歴史を数々の先輩方に支えられ積み重ねられてきた部である。そんな先輩方の作り上げてきた価値を現在の部員である私達が、より高めていかなくてはならない。
価値を高めるということはとても難しく、1人だけの力では絶対に成し遂げることはできない。部員全員の力が合わさらなくては出来ないことである。そもそも価値を高めるには何が必要なのか。

それは明治大学体育会サッカー部の「チームスローガン」そして、明治ビジョン2050にある「変えてはいけないもの」の追求だと考える。
その中で私は「明治大学体育会サッカー部は、『プロの養成所』ではなく『人間形成の場』である。」という「変えてはいけないもの」にある1つを抜粋して話そうと思う。

 この明治大学体育会サッカー部は、長友佑都さんや室屋成さんを筆頭に多くのプロ選手を輩出している。現在在籍している選手の夢も、プロの世界でサッカーをすることであり、その夢に向かって毎日早朝から全力でトレーニングに励んでいる。それだけプロが輩出されているチームでなぜ「人間形成」が求められるのか。
私は、人間形成の努力をしない人に成功はないからだと考える。「サッカー」というものは、長い人生において大切じゃないものの中で、1番大切なものだと私は思う。私たちは社会に出た時にサッカー以外のことでも様々なことにチャレンジしなくてはならないし、サッカー以外のことで社会の一員として生活をしなくてはならない。大学生として過ごす4年間はそんな社会に出る為の準備の時間であり、卒業後に社会に出た時に通用する力を身につけることができる唯一の時間だ。この明治大学体育会サッカー部は、プロの道へ進む選手もいれば、企業へ就職をする選手もいる。歴代の先輩方は、大手企業への就職をしており、やはりそれは人間形成に重きを置いているこの部だからこその偉業だと感じている。
 大学3年目のまだまだ未熟な私がこのようなことを書かせていただくのはおこがましいが、1.2年生にとって、サッカーをする為に入部してきたこの部は、仕事が多く大変だと思う。トップチームに上がれなくて悔しい思いをしてる人や怪我が長引いてなかなか復帰できず辛い思いをしている人もいるだろう。ただ、その経験が人間形成という面において大きく成長に導いてくれることは間違いない。この明治大学体育会サッカー部という環境はどんな状況でも自分次第で、人として成長し、そしてサッカー選手として成長することができる最高の環境だと思う。だからこそ苦しい時、辛い時でも自分を信じて実直にひたむきに本気で毎日を追求してほしい。

 私もやっと少しずつこの環境のありがたみが分かるようになってきた。まだまだ未熟な自分を人間として成長させるために日々を全力で取り組みたい。
私の夢はプロの舞台でサッカーをすることだ。その為にはサッカーで数段階レベルアップしなくてはならない。ただそれと同時に1人の人間としてのレベルを上げる必要がある。この明治大学体育会サッカー部という環境で、自分が成長できるチャンスが様々な所に点在しているこの環境で、自分の可能性をどんどん広げていきたい。
 明治の象徴である4年生になるまで残すところ数ヶ月。今まで以上の覚悟と決意を持って毎日「考動」していきたい。

ダラダラとした長文と拙い文章で読みづらい部分も多々あったと思いますが、ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。


読んでいただいた皆様により一層成長した姿を見せることで恩返しをしていきたいと考えております。
これからもよろしくお願いいたします。


次の3年生の部員ブログ担当は、高橋祥太郎です!
私たちの代で唯一の一般生であり、いじられキャラでみんなを笑顔にしてくれます。そんな祥太郎ですが、すごく努力家で強い気持ちと根性の持ち主です。栗田監督からいつも一般生は最後に明治を救うと言われています。祥太郎ならその言葉の通り明治を救う選手になると思います。そんな彼の秘めたる思いが綴られるであろう部員ブログを是非ご一読ください!!


【過去のブログ】

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「掴み取るべし」2年 遠藤雅己

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