「兄の存在」
商学部商学科 1年 韮澤廉(青森山田高校)
まず初めに、新型コロナウイルス感染拡大防止対策、そしてリーグ戦など開催にご尽力くださっている沢山の方々に深く感謝申し上げます。
昔から僕は兄を慕っていた。幼稚園の影響もあり、体操を始めた兄の後を追い僕も体操をやるが、常に僕の一つ二つ先には兄がいた。兄が絶対だったし、兄に逆らうことなどできなかった。そんな兄は中学から受験で、体操全国一の中高一貫男子校の門を叩いた。毎朝始発で学校へ行き、終電近い電車で帰ってくる兄。同じ家なのに、出会うことは少なかった。
僕はそんな兄を見ながらも地元の中学の普通の環境で、サッカーをしていた。
僕が青森山田高校でサッカーをしたいと親や監督に言った時は正気か?という顔をされた。それはその通りだ。これまでそのようなことは一切話してこなかったし、高校でサッカーをやるかも曖昧だったからだ。だが、僕が高校のトップレベルでサッカーやりたいと思ったのは間違いなく兄の存在が大きかった。もちろん、やるからには上を目指したいという昔からの気持ちはあったものの、学ぶことにストイックに挑戦し続ける兄の背中をみてとても心が動いたのが大きい。
また、高校では怪我でリハビリ期間が多かったなかで、食事で周りと差をつけたり、やれることを本気でやる兄の姿をみて、僕も負けてられない。といつも刺激をもらっていた。
東京の次のオリンピックを目指す。という兄の強い想いを聞き、明治大学体育会サッカー部という全国一の組織に身を置き挑戦したいと思った。
これまで沢山のことで兄にお世話になり続けてきたので、大学やこれからの人生では「結果」で兄の背中を押したいと思います。
まとまりのない文章ではありましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次の一年生のブログは松本山雅FC u-18出身の貝出悠です。
めちゃめちゃ精度の高いクロスの持ち主です。
でも、私生活ではいつも1人でボケてる不思議な子です。
楽しみにして下さい!
0 件のコメント:
コメントを投稿