「第2のサッカー人生」
商学部 3年 神宮司光汰(クラーク記念国際学校)
こんばんは。
前回徳永敦優が素晴らしいブログの最後で紹介してくれました、3年マネージャーの神宮司光汰です。アツの単位取得にはたくさん貢献しました(笑)
今回部員ブログを担当させていただきます。
よろしくお願いします。
まず初めに、新型コロナウイルス感染に最前線で対応してくださっている医療従事者の皆様、その他にも新型コロナウイルス感染拡大防止のために全力を尽くしてくださる皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございます。
3回目となる今回の部員ブログでは私がマネージャーになるまでの経緯とマネージャーになって思ったことについて綴って行きたいと思います。
私は幼稚園年中から愛徳幼稚園サッカークラブでサッカーを始め、小学校は埼玉の烏天狗JrFC、中学校では柏レイソルU-15で今の同期の正田徳大(ノリ)とは共にプレーした。この頃、あまり覚えていないが、福田心之助や木村卓斗、白圡大貴など同期の半分くらいとはピッチ上で対戦していたみたいだ。
U-18に昇格することはできず高校に進学したが、すぐにサッカーを辞めた。色々な方に迷惑をかけしまい、反省している。
私がどんな選手だったかというと…
ゴールを決めるということにあまり関心がなかった。誰かがゴールを決められるようにそれに直結するパスやゲーム組み立てるパスを出すことが好きだった。
誰かのためにプレーする縁の下の力持ち
そんな存在を目指していた。
ちょっと変わった選手だったと思う。
以上が私が選手として歩んだ”第1のサッカー人生”と選手像だ。
まさかこの後再びサッカーと関わることになることなど、サッカーをやめた高校時代の私は想像もしていなかった。
高校3年生の末、一般受験で明治大学に合格し、なんとか大学生になることができた。
そして大学生になるとほぼ同時に全く想像もしてなかった”第2のサッカー人生”が始まった。
選手としてではなく、マネージャーとして明治大学体育会サッカー部に入部した。
元々一緒にプレーしていたノリや他の同期に知ってる名前が多かったのも影響したのかもしれない。
ノリが明治に進学したことは知っていたから、載っているかなと思い、たまたま覗いてみたサッカー部のホームページのトップにマネージャー募集のお知らせがあった。
なぜかマネージャーという存在に惹かれた。
マネージャーがどんなことをするのか良くわからなかったが、きっとチームのサポート、支える側だろうと直感した。
4年前、ノリにはボールをパスしてたのに、いまはボトルをパスしてる。
サッカーをしないのにグラウンドにいる。
マネージャーになって最初は不思議な感覚だった。
それでも徐々に慣れてくるとどんどん楽しくなってきてその魅力に惹かれていった。
マネージャーとして過ごす日々がすごく楽しかった。
自分がプレーするよりプレーする選手を支える方がしっくりきた。
自分がプレーしていた時から縁の下の力持ちのような選手でありたかったからだろうか、あんまりガツガツしたタイプではなかった自分にとってはマネージャーが向いていたのかもしれない。
そんなマネージャーとして過ごしていたある日、ふと思ったことがある。
『おれ、サッカー好きなんだな』
明治大学体育会サッカー部に入り、マネージャーという立場でサッカーに関わるようになって、本当の意味でサッカーを好きになれた気がした。
では、今までサッカーに抱いていた本当の「好き」ではない「あの」気持ちはなんだったんだろう。
「あの」気持ちの正体。
サッカーが少しだけ得意だったから、その延長線上になんとなく「口先だけの好き」があっただけではないだろうか。
マネージャーになったからこそ、「口先だけの好き」から「心からの好き」なることができたと思う。
マネージャーをしています。というとほとんどの人が自分がプレーしたくならないの?と聞いてくる。
でも正直、全く思わない。
私にとってはマネージャーでみんなを支えている方が楽しいし充実していると思う。
もちろん選手として活躍するみんなを羨む気持ちも全くない。
プロになる、世界で活躍する。その目標に向かって本気で努力する。人生を懸ける。そんなことは誰にでもできることではない。自分の目標に向かって険しい道を必死にもがき進んでいる。そんな道を選んだみんなはとてもカッコいいし、心から尊敬している。
だからこそ、そんなみんなをサポートしたい。少しでも何かの力になりたい。
たとえサポートする側に回っても、部の一員であることに変わりはないから自覚や覚悟は必要だ。これは絶対に忘れてはならない。
選手を辞めたという後ろめたさや劣等感は全くない。自分はマネージャーだと胸を張って言える。
どんな立場でもチームの勝利の為に全力を尽くす。選手でも、マネージャーでも。それが明治だから。
『明治の勝利の為に』
この言葉があれば明治のみんなの心は一つだ。
だから私はサッカーが大好きで、明治を愛するマネージャーとして誰よりも明治の勝利に貢献し続けたい。
誰にも気付かれないくらい気を利かせられて、地味なマネージャー
そんな存在を目指して。
さりげなくて地味でも心は誰よりも熱くありたい。
第2のサッカー人生も残すところ約1年半、あっという間にもう2年半が過ぎてしまった。
自分に何ができるのか、何を残せるかを日々考え、追求し、明治で過ごせる残りの1年半、毎日を大切に全力で謳歌したい。
最後に!
『明治でマネージャーになれたからこそ、心からサッカーを好きになることができました。明治は自分の生きがいです。選手のみんな、スタッフの方々、本当に感謝の気持ちで一杯です。感謝を自分なりに表現し、2倍にも3倍にも大きくしてサポートという形で恩返ししたいと思います。これからも皆さんのことを支えさせてください。』
長くなってしまいましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
今後とも明治大学体育会サッカー部へのご声援の程、よろしくお願いします。
次回の3年部員ブログ担当は才能溢れる左足の持ち主、松原亘紀です。
寮の近くに一人暮らしをしている私の家に押しかけてきて、自分の家のように過ごし、満足すると帰っていきます(笑)
なんと先日は「おれ料理得意なんだよね〜」と言いながら夕食を作ってくれました!
クールな雰囲気を装っていますが、意外な一面もある彼のブログに注目です!
【過去のブログ】
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