「たぶん死ぬ時も完璧じゃない」
理工学部 機械工学科 4年 今村彩乃
こんにちは。
この度部員ブログを担当させていただきます、明治大学理工学部機械工学科4年の今村彩乃です。
早いもので気づけば最高学年となり、今まで本当に多くのことに気づかず過ごしていたんだなと痛感する日々を送っております。
暗いニュースが日々流れ、それでもデジタルメディアの“とどらない”という性質にすがるかのように、どこか他人事で済ませようとしている自分がいます。
思い描いていた大人の像とはだいぶ違う今の自分に、
言い訳に近い理由をつけて時間稼ぎをする。
迷いが生まれ、焦りが生まれ、
おいおい自分めちゃくちゃ病んでないか?!と少しだけ可笑しくなって、やっと肩の力が抜けるのです。
以前父に、
「大人って成長し切ってもいないし、完璧じゃないんだね」
と話したことがあります。
21歳にもなって、自分が全然しっかりしてないのがすごく悔しかったから。
その時父にこう言われました。
「そりゃーお前、君たちみたいな若造と俺らが同じであってたまるか。
社会人になったってずーっと成長していけなきゃ困るぜ?」
お、たしかに、と思いました。
完璧でないということは、成長の余地があるということ。
考えてみれば当たり前ですが、“今”に精一杯になると、やっぱり目の前しか見えなくなってしまいます。
どんなに好きなことでも、
突き詰めていけば「楽しい!」だけでは済まされなくなってきます。
きっと選手たちも日々そんな壁にぶち当たっているのでしょう。
それでもなにくそと挑み続ける一人ひとりの、力強い矢印がそろうとき、
日本一が垣間見える瞬間があります。
今は見ることができませんが魂のこもった応援や、全国大会でのアップの声、笛が鳴る最後の瞬間まで仲間に声をかけ続ける姿。
身体が震える感覚を今でも忘れません。
今年に、なにひとつ保証なんてありません。
それでも、挑戦し続けた先に後悔は残らない。
だからわたしも成長に貪欲に、
邁新していこうと思います。
次回の4年の部員ブログ担当は越智英行です。
彼は、全要素がおもしろいです。
物腰がとても柔らかく、周りをよく見ています。
そして、よく中身のない会話を交わします。
この前縫い物をしてあげたら、お礼にカントリーマアムをくれました。ここ最近で一番嬉しかったことかもしれません。
ぜひご期待ください!
【過去のブログ】
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